地獄の夜
一本目の痛み止が終わる頃地獄の片鱗が顔を出し始めました。
足に鈍い痛みがきだす。
看護師さん!ヘルプ!足痛い!
消灯時間は過ぎてるけど寝れたもんじゃない。
二本目投与。
まったく効かない!!!!!!!
骨が痛い!とにかく痛い!!!
ベット上を悶え苦しむ!痛くて死ねる!
呼んだって痛み止の点滴中じゃ何もできないけど、看護師さん呼んでとにかく痛いんですぅぅぅぅと訴える。迷惑な患者でごめんなさい。
二本目投与修了この辺りで日付が変わる。
三本目さっきの痛み止か筋肉注射どっちにします?と聞かれても考える余裕なんかない!
さっきの効かなかったから筋肉注射でぇぇぇと半泣きで訴えて投与。
この注射が効いて鈍い痛みは続くものの悶えるほどてはなくなりました。
時間は深夜2時。この辺りで一回意識がなくなる。寝れたっていうよりは意識飛んだが近いと思う。
4時ごろ痛みで目が覚める。寝る前ほどではないけど痛いもんは痛い。
でもこれ以上痛み止は打てないそうなので頑張って耐えて下さいという励ましをもらう。
骨にくる鈍い痛みも少しずつ慣れたのか、ひいてきたのかお昼頃には大分落ち着き第1次痛みとの戦いは幕を閉じた。
手術
自宅療養を終え入院手術。
局部麻酔なので絶食時間も短く当日の朝と昼だけ食べれないけど夜には普通に食べれます。
手術中はBGMもかかってるし、先生や看護師も気軽に話してくれるのであまり緊張せず。
バイタルのクリップが上手くついてなくて3回ほど「ピーーッ!」とあわやな音を聞いたり
あまりの眠さに寝ました(薬の効き具合で眠くなるときがあるらしいです。バイタルつけてるので問題はない)。
手術後も先生と雑談しながら病室に戻りました。
夕方には体を起こすこともできるのでお夕飯は一人でたべました。
この辺りで麻酔がきれてきたので痛み止の点滴をしました。
この辺りはまだ元気。
これからくるのが本当の地獄でした。
入院前日
入院前日、やることと言えば
そう!
嵐のDVD鑑賞!!
Japonism見ておかないとね。
Mr.Funk様に叫び、にのちゃんのmusicのかわいさに悶え、翔さんの帝王みに、潤くんのエロさに、智くんの美声…
あぁ素晴らしい‼足の痛みも手術の恐怖も後遺症への不安もすべて吹き飛ぶ!!!
インターネットが身近になって、怪我や病気の時に自分の症状や今後のリハビリ、可能性のある後遺症なんかを簡単に調べれるのはありがたい。
でもこの時は調べれるからこそ不安が大きくなってしまって、こうやって現実逃避しないと怖くてしょうがなかったのです。
不安だから調べるけど、それでさらに不安になったらなにも意味ないのにね。
録画祭
とまあ、自宅療養になった訳ですがここで難題。仕事どうするよ?幸いにも本職は在宅ワークなので急がない仕事だけを回してもらえる事に。副業は11月末までの休みを申請して何とかしました。
で、療養。
腫れを引かせる為に足は常にあげておく。
熱を持つようならアイシング。
動かない。ベットから出ない。
やることない。
こんなとき思った。
ジャニオタでよかったーーーーー!!!!!!!!!
HDの中には撮り貯めた嵐、関ジャニ∞が山のように入っている!
さあ!今!この録画を見るときが来たのだ!!
普段見れないヒルナンデスもリアタイ出きる!
ビバ!自宅療養!!!
HD整理し放題!!
ジャニーズ見てれば足の痛みなんて忘れられる!!
そうやって現実逃避しながらの自宅療養8日間を過ごすのでした。